屋根は雨・風・ホコリなどによって常にダメージを受けます。屋根工事には「雨漏り防止」「家を長持ちさせる」「家のイメージを変えられる」など、効果が期待できます。

屋根環境について

屋根と室内との間の空間を小屋裏(屋根裏)と呼びますが、この小屋裏内の温度は、外部気温に近いほど住宅にとって理想的です。
北海道の場合、特に冬場は、どうしても室内の暖かい空気が小屋裏に上昇していき、マイナスの外気との温度差が生じます。これが結露を招き、さらに冬の間、屋根に雪が積もったままの状態が続くためにスガ漏れが発生します。
結露やスガ漏れが、住宅に与える悪影響については、色々とお聞き及びだと思いますが、建物の寿命を短くしてしまう深刻な問題を引き起こしてしまうのです。

工事方法

全てをはがして、葺き替える方法

既在の屋根トタンをはがし、新しいルーフィング又は、フェルトを被せ、その上に 鋼板を葺きます。下地の状況が確認でき、下地の欠点を補う事ができます。
デメリットは、壁等との取り合い部の立ち上げが充分にとれないことです。又、産業廃棄物等の発生が多量になり、費用的に大掛かりになります。

二重葺き工法

既在の屋根をはがさずに、下地材(胴縁)施工で断熱材を敷込み、その上に防水紙を被せ、鋼板を葺きます。
メリットは、既存の屋根がベースになるため、産業廃棄物等が少なく又、屋根が二重になる為、外気が室内に伝わりづらくなります。

こんなお悩みありませんか?

屋根の雪おろしや除排雪の負担を軽減したい。何よりも落ちる雪が人や車に当たって事故にならないか心配。

屋根に雪対策として、雪下ろしの負担軽減や危険回避にもつながります。三角屋根の場合は雪が積もると落雪しやすく、雪深い地域ではさまざまなトラブルの元にもなります。
また、無落雪屋根の場合は敷地内に除雪スペースを設ける必要がなく、土地を有効活用することができます。

施工事例